燃料調整単価-上限価格到達

四国電力では、燃料調整単価が上限価格に到達しました。
[抜粋]

f:id:dmx96284:20220303212114p:plain平均燃料価格[39,400円/kl]が上限価格[39,000円/kl]を超えたため、2022/4月分の燃料費調整単価は、2.55円
上限価格にもとづき算定いたします。

 

他電力では、すでに上限価格に到達しているところもある模様。

 

現在のガソリン・灯油の上昇も大打撃で、ガソリン車・灯油ストーブ・灯油ボイラを利用しているので、燃料代を下げることができないです。

 

四国電力では、既に伊方発電所がフル稼働している。
今後は、料金テーブル見直しに向かうことになるでしょうか。
でないと、燃料代超過分を電気料金に反映できない分は電力会社が負担することになり、経営を圧迫しかねないのだ。

 

打開策として、

四国電力は、経済産業大臣に対して、渇水準備引当金取崩しの申請をしました。

公式ページより抜粋

2.申請理由
2021年1月の電力需給ひっ迫などにより、当社単独の2020年度決算は赤字となったことに加え、2021年度決算においても、足元の燃料価格高騰に伴う需給関連費の大幅な増加により、引き続き赤字となることが見込まれる。このため、過去の豊水により積み立てた渇水準備引当金を取崩し、自己資本の毀損拡大を抑制する財源に充てる。

との記載がありました。

したがって、料金テーブル引き上げは先送りの模様。少し安心しました。