取付が終了したら、いよいよ調整、試運転
7.本体設定
説明書に基づいてキースイッチはOFFの状態でDIPスイッチをON・OFF設定。
感度、PPM、エンジン気筒数、セットアップタイマー、車速パルス接続方法
ミッションタイプ、コントロールスイッチの種類
8.各種信号線の接続確認
説明書に記載がありましたが、故障時かな?と思ったら確認すればよいので必ず必要ではない。
出来ることなら、試験走行前に事前確認しておくと安心である。
私の場合、一人でしたので、青文字箇所のみチェックした。黒文字箇所の確認には二人以上必要
・キースイッチON、RESボタンを押しながら、ON/OFFボタンを押してONにする。
レバースイッチの緑LEDが点灯(ここで点灯しなかったら、IG・アースの接続不良)
・レバースイッチのRES,SET,を押すたびに本体側DIPスイッチ横の赤LEDが点灯
(ここで点灯しなければレバースイッチとの接続不良)
・ブレーキを動作させるたびに本体側DIPスイッチ横の赤LEDが点灯
(ここで点灯しなければブレーキスイッチとの接続不良)
・車を2メートル以上押して本体側DIPスイッチ横の赤LEDが点灯
(ここで点灯しなければ車速信号接続不良)
キースイッチをOFF後、エンジン始動する。
・キースイッチON、RESボタンを押しながら、ON/OFFボタンを押してONにする。
・エンジン回転数に応じて本体側DIPスイッチ横の赤LEDが点滅
(ここで点滅しなければエンジン回転信号接続不良)
9.試運転
実際に走行して動作確認する。
(不具合が発生*1しても慌てることなく、レバースイッチをOFF、ミッション位置をニュートラルにしてブレーキで減速停止させることが出来るよう心構えておくとよい。)
本体DIPスイッチGAINを微弱・弱・中で試験走行してみる、中だとギクシャクする・微弱だと反応が鈍い動きになったので、弱設定とした。
説明書記載どおりレバースイッチ操作を行いセット、加速/減速、キャンセル、リジュームの各機能を確認する。
・オートクルーズ中でもアクセルによる加速させたのち、アクセルから足を離してもオートクルーズできること。
・ブレーキを踏むとキャンセルされ、再度、リジュームできること。
・電源ボタンOFF後は、電源ボタンON後、再セットが必要であること。
走行後の異常の有無確認
アクセルワイヤー連結、本体の取付状況を確認して、ボルト類の緩みや脱落が無い事を点検しておく。
また、高速道路での試運転では、サービスエリアでの休憩を利用して同様に点検するとよい。
[感想]
速度40km/h付近からセット、リジュームが有効となった。
速度が低いと、どうしても安定感が悪くなり、高低差のある道路ではギクシャクする。
単身赴任が終わり、転宅移動で始めて高速試験走行、
まぁ、一般道路の信号が多い街中ではあまり利用頻度が少ないであろう。
高速道路での使用が最も最適と思われる。アクセルから足を離しているのに勝手に速度一定に保とうとするので、不思議な感覚に見舞われた。瞬間燃費計を見ていると上りと下りでの燃料消費の違いがよくわかる。
ただ、とても快適なことはいうまでもない。下手をするとブレーキを踏むのも忘れてしまいそうである。あぶない!あぶない。
手元のレバースイッチで加速/減速できるので、まるでラジコン感覚。さらにあぶない?。
また、レバースイッチの取付位置もハンドルから手を離さずに操作できるため、とても便利。
改善のポイント
a.オプションのキャンセル配線並びに動作表示用配線をやはり車内へ引き込んでおくべきでした。
キャンセル用:ボタンスイッチ等を接続することで、ブレーキを踏まなくても、セット不要でリジュームが可能。
動作表示用:オートクルーズ作動中表示が可能。
b.本体取付位置は車体フレームに取り付けるべきでした。
エンジン上に取り付けているので、振動が激しい。故障率が高くなる恐れがある。
取付作業時には、振動について全く考えていませんでした。取り付け可能な場所をただ探っていただけである。
対策
a.しばらく走行して、不便であれば改善したい。
b.本体取付位置として問題ないか、購入先に問い合わせてみると、やはりアウト。
結局、再度本体取付位置を変更しました。
取付位置変更後
スイッチをオフしておけばエコヘルパー同様、車検も無事にパスできました。