GTI実験スタート

dmx962842015-10-09

一般的には、
商用電源に接続して売電する場合には『系統連系型パワーコンディショナー』が必要ですが、
 
ソーラーパネルからの電力を商用電源(コンセント)に供給してしまう機器を海外通販で入手しましたので、パワコンを使わずにコンセントへの供給実験始まり始まり。
 
宅内コンセント供給実験開始日:2015年9月18日*1
 
その機器とは、
品名:「グリッド タイ インバータ」(GTIと呼ぶ)
型式:GWV−600W 110V
購入時期:2015年8月
追加購入時期:2015年10月

 
パワコンとの大きな違い

  • 容量が〜1kW程度と小さい。
  • 売電用ではなく、宅内消費用なので、電力や国への認定手続きが不要。*2
  • 出力はコンセントへの簡単接続なので、電気工事も不要。
  • GTIなど認定されていない発電による逆潮流は認められていない。
  • したがって、宅内消費以上に発電(逆潮流)しても売電メータがないので、コストメリットが出ない。

 
今回入手した機器の容量は600W×2台(実験開始から現在までの最高値は330W/追加前単体出力)
昼間の我が家の消費電力0.7kWの自家消費範囲となり、GTI最大出力時には、パワコンによる売電量を余剰売電から全量売電相当に押し上げ効果想定。
 
出力電圧は110V用、国内向けの仕様ではないので、100V用はなく、110Vまたは220Vである。
パネル入力は、22〜60VDC(MPPT 25〜48V)
入力仕様はさまざまであり、接続しようとしているパネルの仕様と合わせないと正常に出力されません。
 
個人輸入並びに機器マニュアルが英文表記となり、機器仕様選定には神経を使いました。
実験に要したパネル他設置状況については、当ブログにも逐次アップしてまいります。
 
売電に伴う面倒な手続きや電気工事が不要となりますが、全て自己責任での実験用であります。
興味を持たれた方は、必要とする機器の仕様や構成を十分理解してチャレンジしましょう。

*1:追加分は10/8運転開始

*2:正規には日本国内では認められていないので、そもそも使用できない。