電気料金の値上げ申請と新料金メニュー

dmx962842013-05-09

2/20 四国電力が電気料金の値上げ申請をしました。(家庭向け平均10.94%)
 
本来電気料金は、原子力発電所をベース電力として算定しており、現在のように原子力が停止した状態では、電源構成比が大きく変化したため、火力発電所での燃料費が圧迫している。
四国では総需要電力量の約半分が原子力でまかなわれていたのだから、当然である。
 
また、原子力発電所は停止していても核燃料冷却も含めて発電はしていなくても、各機器が運転しており、常に水と電気を消費しており、廃炉にしても膨大な費用と時間というか年月がかかることとなる。
 
また、時間帯別電灯契約は原子力によるベース電力で夜間の電気料金が安くなるメニューであるが、原子力が停止した現在では、昼夜関係なく発電コスト単価は等しい。
したがって、夜間電気料金を従来より割高にせざるを得ない。
 
四国電力電気料金シミュレーションで値上げ後の電気料金比較ができる。
 
時間帯別電灯−現在の契約

従量電灯A

新料金メニュー「ピークシフト型時間帯別電灯」

 
それそぞれの電気料金を比較すると
我が家の場合は新料金メニューを選択することが最適結果となりました。
 
[直近の一年間の買電量から算定した結果]
 
値上げ前
103,854円−時間帯別
値上げ後シミュレーション
113,927円−ピークシフト型
 
国の認可がそのまま通ると、値上げ率 約9.70% となる。
(申請での平均値10.94%から1.24%低くなる計算)