第二発電所稼動

dmx962842012-08-15

どこやらの原子力でも、我が家でもありません。
 
以前ブログで紹介した散水冷却共同実験した麻の里発電所(4.72kW)に、第二発電所(5.76kW)が増設されました。
連系運転開始時期:2012年6月

設置工事では私も一部お手伝いしましたが、麻の里さん自ら設計・施工されました。
もちろん、メーカ認定の施工資格も取得されています。とても私にはできませんが。
 
今回設置した場所は、屋根ではなく、駐車場エリアです。
既設カーポートの上に鉄骨架台を組んで、陸屋根用の電池パネルを専用金具で取り付けています。
取り付けのお手伝いをしましたが、屋根への取り付けと比較すると格段に施工が容易です。
麻の里さん1人+α(少しだけ私もお手伝い)で陸屋根金具とパネル設置まで完了しました。

我が家が5.59kW(パワコン4kW)ですので、大きく差が開きました。
麻の里電池容量合計:10.48kW
パワコン総出力:9.5kW
したがって、電池容量では10kWをオーバーしていますが、パワコン出力は9.99kW以下なので、住宅用連系運転の余剰電力売電が可能です。
 
毎月の発電量は、ソーラークリニック(香川県)に登録されていますので、自由にご覧ください。
自然空冷の効果が屋根設置に比較して大きいようで、実質発電量が電池容量比よりもはるかに多い。

ソーラークリニックの発電指数比較表でも明らかです。約10%上昇しています。
 
[屋根設置と比較したメリット]
設置アイデアが非常にユニークですね、屋根に重量物のパネル設置はどうもというお宅や、屋根が狭かったり、方位や角度が設置条件に不向きなお宅も、敷地さえあれば、自由に(適正方位角で)設置できます。

深夜電力を利用した蓄電システム、散水冷却システムにも積極的に取り入れています。
私が提案した実験を実践化されています。ZENプログラミングでは、協力しました。


{誰もおしえてくれない落とし穴}
麻の里第二発電所増設時には配電線増強と建柱の必要があり、四国電力と協議して実際に麻の里さん個人が費用負担されたようです。
今後、メガソーラーだけでなく住宅の余剰買取においても、配電網の増強のためこのようなことも考慮しておかないとならないようです。確かに大きな落とし穴ですね。