廃棄費用に関する報告義務化

dmx962842018-10-07

資源エネルギー庁からFITに関して更なる周知がありました。記事アップが遅れましたが…
 
 再生可能エネルギーが我が国のエネルギー供給の大きな役割を担う責任ある電源として、長期安定的な電源となるためには、太陽光発電のパネル廃棄に係る懸念をはじめ、将来の課題に対する備えを着実に行うことが重要であり、そのためには、発電設備の廃棄費用(撤去及び処分費用)を確保していくことが必要です。
 
 現在、FIT 制度の調達価格には既に廃棄費用が含まれており、事業計画策定ガイドラインにおいても、事業終了時の廃棄のために計画策定時に廃棄費用やその積立額を記載することを求めています。また、総合資源エネルギー調査会再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会の中間整理(2018 年 5 月)においては、アクションプランとして、資源エネルギー庁が 2018 年度中に「現行の FIT制度の執行強化にも取り組み、廃棄費用の積立計画・進捗報告の毎年の報告を義務化し、それを認定事業者の情報として公表するほか、必要に応じて報告徴収・指導・改善命令を行う。」こととされています。
 
こうした点を踏まえ、7月 23日(月)より、定期報告(運転費用報告※)の項目に廃棄費用に関する項目を追加し、FIT認定を受けた全ての再生可能エネルギー発電事業(10kW未満の太陽光発電設備を除く。)について、廃棄費用に関する報告を義務化しました。
 
FIT 認定事業者の皆様におかれましては、運転費用報告の際に、電子報告サイトの入力フォームにしたがって(紙での報告の場合は様式にしたがって)、廃棄費用の報告をお願いいたします。
 
次から次と制度報告内容が変更されその度、振り回されている感が大きい制度です。
五十鈴の丘発電所も次年度報告分に盛り込む必要があるようです。
今までは、設備存続のつもりでしたので、ゼロ円としていましたが、このままではだめなのかなぁ。

確かに、固定価格買取制度が終了して、売電単価が下落しても運転継続と考えていても、いずれは撤去することになるであろうから、建設費の5%で算定しようと思います。
だって、20年以上先の廃棄撤去費用の見積もりを出してくれる産廃業者はいないでしょから。