再生可能エネルギー特別措置法施行規則一部改正

dmx962842015-02-09

電力会社の買取契約中断*1により、国の認定制度の見直しがなされた。
また、今年度中の新たに設備認定を受けることを希望する方の申請期限は1月30日、したがって申請期限は過ぎてしまいました。
今から年度内に申込しても、次年度の買取価格となります。 
次年度の買取価格は未決ですが、産業用(10kW以上)は26円が、住宅用(10kW未満)は36円が濃厚。
 
一部改正とあるが、中身をよく読むと大幅で重要な変更があります。
新規申し込みだけでなく設備の増設を計画されている方にも大きな影響を受ける恐れがあります。
施工会社に、お任せではなく、設置者自ら制度改正についての理解が必要です。
 
主な変更点
1.出力制御ルールの見直し変更
  対象設備の申込時期並びに設備容量により360時間ルールあるいは指定ルールが適用される。

 
2.固定価格買取制度の運用見直し
  太陽光買取価格の決定時期を、接続申込時から接続契約時に変更される。
  変更認定ならびに価格見直しへの追加・変更される。

 
なお、変更時期は対象設備の認定時期や出力により異なるようです。

 
このスケジュールによると、運用見直しによる現行ルールの適用申込は、2月13日が期限となります。
設備の増設を希望している方はこの期限までに申し込みしないと現行ルールによる認定変更申請あるいは軽微変更届が適用されなくなりますので、注意が必要です。
 

*1:制度見直しにより各社の中断は解除され受付が再開