消費電力いつでも見える化

dmx962842011-02-02

我が家の太陽光発電システムはシャープの2000年製で10年保証もついに切れちゃいました。
したがってパワーモニタも貧弱で、発電を停止しているときは表示も消えてしまい、積算発電量すら確認できません。また、運転中であっても、消費電力や売買電力の確認は不可。
シャープ純正最新パワーモニタは我が家のような古いパワコンには対応していません。パワコン更新予定(2007年にメーカ無償交換)も、10年以上先になる。
 
そこで、消費電力いつでも見える化して、いつでも発電量はもちろん消費電力・売買電力が監視できる三菱電機製のエコガイドTVを導入しました。*1
品名:エコガイドTV,発電量計測用電流センサー
型式:PV-DR003G,DC01
メーカ:三菱電機
購入設置時期:2011年1月
 
[特徴]

  • 他社製パワコン発電量計測にも対応可能。
  • 通常の省エネナビでは監視できない発電量も監視できる。
  • 家庭用テレビに表示できるので、グラフも大画面でとてもわかりやすい。
  • もちろん、受信ユニット本体だけでも常にモニタ表示される。
  • 送受信ユニットは無線接続なので、家中のどのテレビにも移動して表示させる事が可能。
  • ダイヤモンドソーラー倶楽部に入会していれば、PCへデータ取り込みもできる。
  • 倶楽部入会せずに三菱電機エコガイドTV通信ソフトダウンロードができました。
  • ダウンロードページは閉鎖されている模様。

 
機器の設置に当たっては第二種電気工事士を取得しているので、DIY実践。
施工に際し、最も留意した点

  • 送信ユニットは屋内仕様なので、電流センサーと電源を屋外の接続箱より既設のパワーモニタ・太陽光コンセントへの貫通部を流用し、施工をできるだけ容易にした。

     
1.電流センサーの取り付け(系統側・発電側)

2.送信ユニット用電源敷設

3.送信ユニット接続、取り付け
室内の送信ユニット側ケーブル取出しは、太陽光コンセントを1口タイプに変更して、空きスペースを活用して、入線したので、外壁だけでなく内壁にも穴を開けずに施工できた。

4.受信ユニット設定、取り付け

全国に太陽光発電を導入している家庭は近年かなり増加したでしょうが、他社製モニタを接続設置しているのは我が家だけかも。メーカを問わず古い機種を設置している方は、エコガイドTVも選択肢として検討の価値あり。
これでようやく帰宅してからも当日の消費量、売買量、発電量の確認が簡単にできます。
また、瞬時値データも確認できるので、今まで以上に細やかな管理に期待が持てます。
ただ、現実に当設備投資相当の省エネ効果は?、・・・あくまでも自己満足ですかね。
 
なお、この作業は、取引用売電メータ交換 - まっくんち同様屋内配線に手を加える事になりますので、無資格の方は、感電や火災の原因にもなりますので、絶対にしないように!
知り合いの有資格者または、ご近所の電気工事店にお願いしましょう。

*1:PCへのデータ通信ソフトは三菱ソーラー倶楽部への入会が条件という事で、例外は認められませんでした。あきらめようと思っていたのですが、本体にも十分なデータが保存されるようですので、あきらめきれませんでした。